外国人労働者が在留期間の更新を忘れた場合、どうしたらよいのでしょうか?
外国人労働者が在留期間の更新を忘れた場合は、すぐに居住地を管轄する地方出入国在留管理局に出頭して相談してください。在留期間の更新をせずに、在留期間を経過した場合、不法滞在となってしまいます。
そのような社員を雇用していた場合、会社は不法就労助長罪(入管法73条の2第1項)に該当し、処罰される可能性があります。
また、更新手続きをする際には、在留期間の更新の手続きを忘れてしまった経緯を書面でまとめておき、会社の担当者も同行するほうが望ましいでしょう。
もっとも、不法滞在に該当した場合、退去強制や出国命令の手続きがとられる可能性が高くなります。
このようなことがないように、会社が外国人労働者の在留期間を把握し、在留期間の更新手続きが迫ってきたら、外国人労働者に教えてあげるとよいでしょう。
