日本の会社では、労働者を採用する際に、両親などを身元保証人にするよう求めることが多いです。それでは、新たに採用する外国人労働者にも、身元保証人を求めてもよいのでしょうか?
外国人労働者に対しても、身元保証人を求めた方がよいでしょう。
身元保証契約とは、身元保証人に、労働者の行為によって使用者が被る可能性がある損害を賠償することを保証させる契約です。
外国人労働者に対しても、制度の内容を説明し、可能な限り、身元保証人を確保するよう求めた方がよいでしょう。
また、身元保証人は、外国人労働者と連絡がつかなくなったり、事故等が発生した場合の緊急連絡先にもなりますから、日本在住の親族、知人、上司等適切な人物に引き受けてもらうとよいでしょう。