帰化申請時の「生計の概要」の書き方についてご説明します。この書類には、世帯を同じくする家族の収入、支出、資産等を記載します。一世帯ごとに1部作成しまが、帰化許可申請をする日の、前月分を記載します。

よって、あまり早く作成してしまうと、再度作り直すことになりますので注意しましょう。

「生計の概要」書き方(その1)

「生計の概要」(その1)記入例

「生計の概要 その1」 記入例

①作成年月日

作成した年月日を記載します。

②氏名

同一世帯の、収入がある人全員について記載します。

③月収

申請時の前月分の収入(税金を差し引いた手取額)を記載します。

④種目

収入の種目を記載します。給料の場合は、()内に勤務先を記載します。

⑤備考

給料収入の場合、勤務し始めた年月日等を記載したりします。

⑥合計

前月分の収入の合計を記載します。

⑦支出

前月分の支出の金額を、各項目ごとに記載します。

※支出の合計金額と、収入の合計金額⑥は一致する必要があります。

⑨主な負債

負債がある場合、その種類、残額、完済予定年月日等を記載します。

「生計の概要」書き方(その2)

「生計の概要」(その2)記入例

「生計の概要 その2」 記入例

⑩不動産

不動産を所有している場合、種類、広さ、時価、名義人等を記載します。この場合、その不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)を添付します。

⑪預入先

預貯金の預入先の金融機関名を記載します。

⑫名義人

預貯金の通帳記載の名義人を記載します。

⑬金額

預貯金の現在高証明書を用意して、その額を書きます。通帳だけを見て書くと、現在高証明書の金額と異なることがありますので、注意しましょう。

⑭株券・社債等

株券、社債などを保有している場合、その社名、数量、時価等を記載します。この場合、有価証券保有証明書を添付します。

⑮高価な動産

高価な動産欄については、おおむね100万円以上のものを記載します。