Q.
外国人も日本の社会保険に加入する必要ありますか。

A.
外国人を雇用した場合も、日本人を雇用した場合と同様、日本で勤務している以上は公的保険制度への加入義務が生じます。

勤労者(労働者)に関係する公的保険は、大きく労働保険と社会保険があります。

労働保険は、業務上や通勤途上生じた事故等に対して給付され、雇用保険は、失業した場合などの生活を保障するために給付される保険です。

社会保険は、労働保険を含む広義の社会保険と労働保険を含まない狭義の社会保険があります。

公的保険(勤労者(労働者)の場合)

・労働保険
労働者を一人でも雇用していたら適用

労災保険(労働基準監督署)
雇用保険(ハローワーク)

・社会保険
法人は強制適用(事業所単位)

健康保険・介護保険(年金事務所、全国健康保険協会、健康保険組合)
厚生年金(年金事務所)

参考
・自営業者・自由業者等の場合
国民健康保険、国民年金、介護保険、後期高齢者医療保険(市区町村)